丹穂会について

法人理念

利用者が尊厳を保持しつつ
自立した生活を営むことを支援します。

社会福祉法人として、多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重して総合的に提供されるよう創意工夫することにより、利用者が個人の尊厳を保持しつつ、自立した生活を地域社会において営むことができるよう支援することを目的に、社会福祉事業を行います。

ご挨拶

共に成長し、支えあいながら
一緒に働きたいと思っています。

社会福祉法人丹穂会は、昭和46年に法人を設立し、昭和47年に知的障がい者のための入所更正施設「緑ヶ丘学園」を開設しました。設立のきっかけは、初代理事長が経営していた会社に勤める軽度の知的障がいを持つ従業員でした。障がいを持っていても地域社会の中で働くことができる力を身に付ける支援をしようという思いから法人を設立し、緑ヶ丘学園を開設しました。
「丹穂会（たんすいかい）」の名前は、万葉集の中で「美しい色彩に輝く」という意味で使われる「丹穂（にほ）」を、障がいのある方がそれぞれの色彩で美しく輝くことができる法人であるよう願いを込めて引用したもので、設立以来半世紀にわたって障がい者福祉に取り組んできました。その後、地域のニーズに応えるため特別養護老人ホーム「福寿荘」を拠点とする介護サービスを展開し、障害者福祉と高齢者福祉の両面から地域の課題解決に尽力してきました。
ノーマライゼーションの理念の下、現在、入所施設では、障がい程度の重い方、ご家族の高齢化や病気などの背景から自宅での介護が難しい方々に、日中夜間を通して日常生活全般の支援を担うようになりました。
入所施設に求められることは時代とともに変化してきていますが、「利用者が個人の尊厳を保持しつつ、自立した生活を地域社会において営むことができるよう支援することを目的に、社会福祉事業を行います」という法人の基本理念のもと、今後も、この地域に社会福祉法人丹穂会があってよかったと思ってもらえるよう職員一同一丸となって、誰もが住みよいまちづくりに貢献していきます。

社会福祉法人丹穂会　理事長
匂阪恭子